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長期優良住宅ってどんな家?メリット・デメリットも解説!

公開日:2023/09/15


家づくりを検討されている方は、長期優良住宅という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。その中で「長期優良住宅ってなに?」「長期優良住宅を建てるとどのようなメリットがあるの?」と疑問に思われている方もいるでしょう。本記事では、長期優良住宅についてメリット・デメリットを紹介いたします。

長期優良住宅ってどんな家?

長期優良住宅とは、長期に渡って住みつづけられると国から認定された住宅のことです。従来の住宅は「つくって壊す」スクラップ・ビルドという考え方でした。長期優良住宅は、スクラップ・ビルド型から「いいものを手入れして長く利用する」ストック型住宅を普及させるためにつくられました。認定を受けると税優遇や補助金が支給されるなどの金銭的メリットがあります。さらに、定期的にメンテナンスを施すことで、将来に渡って建物に住め、後世にも住宅という財産を残せるのです。

長期優良住宅の認定を受けるには

長期優良住宅と認めてもらうためには、国が定める一定水準以上の住宅を建てなければいけません。認定基準は9項目ありすべてを満たす住宅が長期優良住宅ともみなされます。

劣化対策

劣化対策等級というもので階級分けされており、等級1〜3があります。最高等級は3で、長期優良住宅は等級3を取らなければいけません。具体的には、住宅につかわれる柱や梁といわれる構造躯体が、75〜90年ほど利用できる状態であると等級3を取得できます。

耐震性

地震に対する建物の強さを表す性能です。耐震等級といわれるもので比較ができ、長期優良住宅は、耐震等級2以上の強さで建物をつくらないといけません。

可変性(共同住宅等のみ)

ライフスタイルの変化により間取り等、生活空間を変更できる対策をしなければいけません。具体的には、住宅の天井高を2,650mm以上確保する必要があります。

維持管理のしやすさ

耐用年数が短いとされる内装材・配管などの設備について、簡単に維持管理ができる仕様でなければいけません。具体的には、給排水の配管をコンクリート内に埋め込まないなどの対策をしていきます。

バリアフリー対策(共同住宅等のみ)

バリアフリーに対応できるよう、一定以上の通路幅を確保するなどの対応をしなければいけません。

省エネルギー性

住宅の断熱性を向上させることで、冷暖房時におけるエネルギー消費量を減らす対策をしていきます。断熱等性能等級4以上で基準を達成できます。

住戸面積

戸建てでは延床面積が75m2以上、共同住宅では1戸あたり55m2以上の広さを確保しなければいけません。なお、地域によっては下限面積が緩和される場合があります。

居住環境への配慮

景観や地域の居住環境を乱すような住宅を建ててはいけません。建築地域が定める景観法令や建築協定に沿って住宅を建築していきます。

維持保全計画

建物の維持保全計画をつくり、行政庁に申請します。維持保全は計画的に行わなければならず、実施された維持保全は記録しないといけません。

長期優良住宅認定を受けるメリット・デメリット

長期優良住宅は、性能がいいとされる建物に与えられますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットと合わせてデメリットも紹介していきます。

長期優良住宅認定を受けるメリット

・フラット35で金利優遇を受けられる

フラット35とは、住宅金融支援機構と民間銀行が提携して貸し付けを行う住宅ローンです。長期優良住宅の場合、一定期間、金利を引き下げた状態で住宅ローンを借り入れできます。

・税優遇を受けられる

長期優良住宅を建築すると登録免許税・不動産取得税・固定資産税などの税金を軽減できます。なお、税優遇は申請期間が定められているので、遅延なく申請する必要があります。地域によっては、独自の税制優遇を実施している場合があります。

・地震保険料の割引が適用できる

長期優良住宅は、地震保険料を30〜50%の割引率で加入できます。なお、耐震等級2は30%、耐震等級3は50%の割引率を適用できます。

・補助金を受けられる

中小規模の工務店等で長期優良住宅の認定を取得した場合、地域型住宅グリーン化事業の補助金を受けられます。補助金は、最大110万円が交付されます。

・住居環境が良くなる

長期優良住宅は、省エネルギー性の向上が必須です。省エネな住宅は、電気代が安くなるだけでなく、冬の暖かさや夏の涼しさにもつながります。

長期優良住宅認定を受けるデメリット

・建築費用が上がりやすい

耐震性や省エネルギー性を向上させるためには、通常より良い建材を利用しなければいけなく、建築費用が上がりやすいです。申請にも費用が生じるため、長期優良住宅仕様にするためには、意外とお金がかかるのです。

・居住後に手間がかかる

長期優良住宅は、定期的にメンテナンスをした上で住宅の長寿命化を目指さなければいけません。入居後も施主が維持管理をしないといけないため、手間がかかるのです。

まとめ

以上、長期優良住宅について解説いたしました。長期優良住宅は、後世に渡って長持ちする家のことです。認定を受けるためには、耐震性や劣化対策・維持管理のしやすさなどの一定水準を最大9項目満たさなければいけません。さまざまなメリットがある一方、お金や手間がかかりやすいというデメリットがあります。得られるメリットがどれだけあるかデメリットと比較した上で、長期優良住宅の認定を受けるのか検討しましょう。

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